人生の最期に近づいている老人。
でも友人の姪である若い女性と知り合い、見る見るうちに生気を取り戻していく。
すっかり老いて代名詞でもある青い瞳も衰えたように感じるピーター・オトゥールだが、存在感だけはまるで失うことのない佇まい。
そしてエロじいさんなのも忘れてないのがまた偉い(笑)
経験がにじみ出たような皺さえも武器にしているのが面白いキャラ。
爺さん二人でダンスを踊る場面など中々胸を打たれるものがある。
オトゥールはこの作品でオスカーにノミネートされてたが、やっぱり「アラビアのロレンス」で受賞させておくべきだった。