るい

影を斬るのるいのレビュー・感想・評価

影を斬る(1963年製作の映画)
3.7

嫁に叩き直される夫のお話🧎🏻


女ったらしで仕事もろくにしない仙台 伊達藩の天守奉行 井伊直人が話の流れから城代の娘を嫁にもらって、その嫁から根性叩き直されるお話です。

今回の雷蔵さんは何か珍しくただのグズ男!「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」「面汚し!」って言われる雷蔵さまなかなかレアじゃない?

でも、グズだけど品があるのは雷蔵さんだからねっ😚殿と一緒におさぼりしてます💤あーいえばこーいうやつ。

始まり方がなかなかいいのよ。侍の出勤シーン、眠い朝礼、帰りも飲んで帰ろうよ!とサラリーマン侍がワラワラと。サラリーマンというより、公務員かな?💼

今回はお家騒動ならぬ、ただのお家の騒動😆嫁が超出来る女!嫁に負けて修行して来いと家を追い出されるが、井伊直人ときたらまだまだお外で遊び倒す。

直人ただただ嫁に頭のあがらん男ではないんです。色の道だけは右に出るものはいない。それが功を奏すのか!?

嫁と瓜二つの女が修行の場である江戸に出没するも逃げるでもなく仙台に嫁おるか?と確かめにいくとか強強精神の持ち主。何があってもへこたれないのが面白い。

「影を斬る」となかなかお堅いタイトルだけど、とっても楽しく見れる作品でした!
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