鎌谷ミキ

HOUSE ハウスの鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)
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【人喰い家っていうからさ…】

[あらすじ]ネットアレンジ
父親の再婚話にショックを受けた女子中学生オシャレは、以前手紙を交わした叔母さんを思い出す。夏休みになり、田舎にある叔母さんの邸宅を訪ねるオシャレと6人の仲間たち。しかし、叔母さんは若返るために少女を狙う亡霊となっており、人喰い屋敷と化した家で次々と少女たちに襲いかかる。

[レビュー]
夏だよ!ホラーだよ!👻
某オンラインゲームモードに"人食い家"があるということで「本当の人喰い家観るか?」って、やらなきゃいいのに(ゲームやってる)子どもたちと観ました。後悔…ググると「ハウス 映画 トラウマ」😱

私ですか?面白かったけどな😇コメディみたいな描写もあるし、ホラーファンタジー一回経験してるし、それって『異人たちとの夏』っていうんですけどね。あ、知ってましたか(同じ監督だって普通は気づかないって)

なんというか、監督が面白がって作ってるのがわかるっていうのがね。残酷描写クドいよ!っていうのを除いたら、ちょい怖ホラーでしたけどね。子どもか…生首とかちぎれた腕足指とかがキツイね、コレ(作り物って割り切れない😶)

場所ごとに雰囲気が違うし、恐怖シーンのあきらかな合成感がなんか独特。基本的にはジュブナイル物なんですけど、父の再婚相手がー、戦争から帰ってこない叔母さんの旦那さんがーとか、いろんな要素ごちゃまぜ。例のハウスに行くまでに混乱します🫨

これ、恐怖シーンなくしたら普通に青春ドラマとして楽しめるんじゃないかって錯覚しますけど(何度も錯覚するからもれなく😇)やっぱりジャンルはファンタジーホラーでいいと思います。オシャレとかマックとか名前もみんな不思議だしね😁ちなみに、海外で上映された時にサイケデリックって言われてたみたいよ(本当のジャンルバレたやん🤣)

なんか同じこと繰り返してるフシがあるけど、本作がジャンルレスで合成映像のフリーダムさが際立ってることをお伝えします。これは面白い人とシュールと思う人と真っ二つだわ。このセンス、嫌いじゃないっ。大林宣彦監督の長編デビュー作、やっと観れた😌いらない情報かとは思いますが、無駄にポロリしてます🤣いらん?🤔それは誰ターゲット😇

【怖がり度 ★★☆☆☆】
理由:私は★1ぐらいだけど、子ども★5だと思うので加点。スコアレスは、子どもたちに悪いから。気持ち★3.5以上はあげたいな。
鎌谷ミキ

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