Kin

HOUSE ハウスのKinのネタバレレビュー・内容・結末

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

【勝手に家系ホラー映画祭りvol.6】
オッシャレのオッシャレ〜🎵
      by ファンタ
公開時に錦糸町江東劇場で夏の東宝のメイン興行として、山口百恵主演『泥だらけの純情』との二本立てで鑑賞。高校水泳部の合宿明けの練習サボって観に行って、あとでコーチにバレすんごいシゴかれた夏の青い思い出…。
ゴダイゴのサントラもノベライズも購入したし、凄い期待値で観に行ったんだけど愕然…。『これは映画じゃなくて、CMとかテレビ??』みたいな気持ちで、ずっと釈然としない思いを抱えてた。そんなこんなで何回もの鑑賞や、クラリテリオン版Blu-ray購入まで。
で、最近の自分がこんな歳になってからの回数重ねた上での感想。美しく健康的な女の子たちを、あの頃の夏の時間のまま閉じ込めた名作とまで思える様になった。もう完全に人口の夕焼けにも胸がキュンとするし、一人一人家に喰われていくと、後半は切なささえ感じる様になった。下世話な『ピクニック・アット・ハンギングロック』かと思える程。こんな感想は私が変態だからでしょうね…

GGIには夏の終わりの寂しさと、若い女性のひと時の輝きの儚さを感じられる郷愁を帯びた懐かしの映画となった。

現在の池上季実子、神保美喜、大場久美子を確認してから鑑賞すると、よりこの作品の良さが分かります。😆

家系ホラー祭り鑑賞予定作品
回転1961→たたり1963→怪奇な恋の物語1968→ヘルハウス1973→家1976→ハウス1977→ 悪魔の棲む家1979→チェンジリング1980→シャイニング1980→ポルターガイスト1982→ ここから先はよくわからない、誰か教えてね。
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