★チャールズ・ブロンソンの「マンダム」のCM、ソフィア・ローレンの「ラッタッタ」のCMを監督した大林宣彦の劇場用長編映画デビュー作。
★初見は子供の頃にテレビでだったと思う。大人になってから池袋の文芸坐で鑑賞。
★オモチャ箱をひっくり返したような映画。幼い頃から8㎜カメラをオモチャ代わりにして育った大林監督が遊ぶように作った作品と言ったら聞こえは良いか？かなり好き嫌いが別れる映画だと思う。
★自分は、嫌いではない。でも大林監督作品だったら「時をかける少女」や「異人たちとの夏」が好き。あと「転校生」(オリジナルの方)。大林監督にはああいうしっとりとしたファンタジーがある一方、本作や「漂流教室」のようなチャカチャカした作品もある。いずれにしても独特でクレジット無しで観ても大林宣彦監督作品と分かると思う。
★ところで、大林宣彦監督のファンクラブというのがあって「OB,S CLUB」といった。filmarks会員の皆さんの中にも会員だった方がおられるんじゃなかろうか？
監督を囲む会があって、飛び入りで風吹ジュンさんが遊びに来てくれたりなんて楽しかった思い出があるのだけど。
