生足

HOUSE ハウスの生足のレビュー・感想・評価

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)
3.8
実験的な点はもちろん評価するとして、この映画自体は全然好きじゃない。ただ、この映画が公開、評価される日本映画界が好きだ。

ショットとその編集の仕方がすごく漫画みたい。
各シークエンスにこう感じてくれ!みたいな意図を強く感じて窮屈。監督自身も実験のつもりでこれを撮っただろうから求め過ぎなんだろうけど、貧弱過ぎる脚本に感じ方を強制させられてもキツイだけである。逆に、脚本がイケてるとポップなエンタメとして上手く機能しそうではある。
ただそれと同時に映画でやる意味がないとも思う。静止画で良くないか?

アクションシーンの勢いと結構笑えるところは好き。

「泥だけじゃない」
「泥だらけの純情?」
みたいな脳死セリフ笑った。
生足

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