Yu

HOUSE ハウスのYuのレビュー・感想・評価

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)
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大林宣彦作品!実は初めて観たんですけどこの人頭おかしい、、でもなんだか女の子が全員可愛く映っててサイコーかよってなりました!!
何だろ、これって台本なの?っていうか、みんなイキイキしすぎててカオスを感じたし、日常ではないというか、リアルではないって一発で頭にインセプションされて、うわッ!映画見てる!!って気持ちになりました!!!
『ねらわれた学園』と二本立てで見た感想になっちゃうんですけど、本当に映画だった!!
POV作品とかスマホで撮りましたなリアルな映画とは違う完全に作り物の映画で映画圧がスゴかったです!!!!!!!

ストーリー!
女子高生7人でおばちゃまの家に行ったらおばちゃまの家が人間食べちゃうハウスでした!!

何だろ、まず登場人物というか女子高生?中学生?がみんな可愛いんですよね!!まずは行かれたメンバー紹介するぜ!!

オシャレ
おばちゃまの親戚であり、今回の主人公でありバカンスの首謀者。
名前の通り美人さんでおっぱいやったー!!なシーンもあってでヤッター!なキャラなんだけど、こいつも可愛い!エンドクレジットのイメージビデオみたいなやつも可愛くてよかったですねー!!名前がオシャレだから、オシャレはやっぱりオシャレだね〜とか、オシャレちゃん〜とかよくわからんくなったけど、オシャレはいいぞ!!

ファンタ
果汁0%系ファンタジー女子!こっちも可愛いぞ!!友達からぶっ飛んだ腕を見て寄り目しちゃう精神がかなりファンタジー!!

クンフー
とにかく強い。割ったはずの薪が飛び回っても一蹴して「気のせいか!」で片付ける脳筋女子高生大好きです!クンフーのテーマが流れるたび元気しか出てこないしめちゃめちゃ好きです!!千切れても強い足技に脳筋の意地を感じました!!!

スウィート
キャラは薄かったかもだけど、死んだら死んだで「ストリップでもしてたのかしら〜」とか言われてるから多分ヤバいやつだったのかも!でも可愛いからヨシッ!!掃除大好き〜!って言って掃除してる女の子可愛すぎません!?

ガリ
あだ名が若干悪口になってきてるけど、いない人をキチガイ・ストリッパー扱いしててこいつもこいつで口が悪いけどなんか可愛い!メガネ外すと可愛い遊びのシーンはほほえまでした〜〜!!

マック
デブ。生首になってなお人のお尻をかじる変態。完全に自分の役を把握してる生首演技はめちゃめちゃ好きでした!!あれ演技指導とかじゃない素のヤバさというか、場のいかれた空気感から生まれた産物というか、とにかく好きでした!!自由すぎて可愛いんですよね!!登校班にこういう奴いたなぁ〜〜元気ですかね〜〜!

メロディ
一番ヤベーやつ。これは寄り目になっても仕方ないというか、あんなに分割された身体でイキイキしてる十代初めて見ました!!夢に出てきそうヤッターー!!!

で、こんな感じの7人が絶滅する映画なんだけど、一切怖くないというか、鑑賞者を恐怖させようって意図が一切感じないんですよね!『死霊のはらわた2』を感じたっていうと、またちょっと違うかもなんだけど、とにかく危機感を感じないんです!
部屋に飾ってある腕を見て「これマックのリボンだ〜〜」って緊張感のなさというか、みんなふわふわしてて可愛いんですよね〜〜!仲良しだしなんか『けいおん!』見てる気分にちょくちょくなりました!

で仲良しハッピーな感じが顕著に出てくるのが、オシャレによるおばちゃまの回想シーンなんだけど、オシャレが解説してる裏で各々がバラバラに感想言ったり相槌打ったりで、まとまりがない束感をビリビリ感じるんです!80年代の少女ってみんなあんな感じなの!?めちゃめちゃ混ざりたいじゃないですかやだー!!

で、この映画が棒読みアイドル映画なのか、処女喪失のメタファーなのか、戦死者に向けたレクイエムなのかとか、いろいろ考えちゃったんだけど、結局メロディーvsピアノやらクンフーのマミりしか頭に残ってなくて、結局頭がハッピーの特撮特殊効果バチバチのサイコーキチガイムービーだぁ〜〜〜しか思い浮かばなかったです!!!楽しかったから満足です!!大林監督の他の作品も見てみたくなりました〜〜〜〜!!
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