トールキン

ガープの世界のトールキンのレビュー・感想・評価

ガープの世界(1982年製作の映画)
3.7
ロビンウィリアムズ目当てで鑑賞。
ガープという男の産まれてから、幼少期、青年期、そして大人になってから、など彼の人生が淡々と描かれている。大きな見せ場や展開などは特に無く退屈に感じられる場面もあるかもしれないけど客観的に見てるからであって、現実の人生なんてその人その人の当事者からすると日々の日常を生きる、そんなものかもしれない。
仕事、結婚、子育て、出会い、別れ、誰にだって遅かれ早かれ人生の山場や転機が訪れるであろうし生きていく中で嫌でも様々なことを経験していき、それはまさしく人生は波瀾万丈であると思う。

「生きることは冒険」 「歳をとるって素敵なこと」そんな哲学的なメッセージ性を感じ取れる。

終盤はもうツッコミどころ満載と言うような怒涛の展開でした。それも人生の中での出来事の一つに過ぎないということなのかもしれないけれど。
ラストは開いた口が塞がらないような呆然とした状態で、ここで終わり?って感じになってしまいました。
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