ビリー・ブラッコに休息なしのooospemのレビュー・感想・評価

二十世紀の映像作家がオマージュしたりコラージュに引用したりする作家ってアメリカの古き良きみたいな名作が圧倒的に多いはずで、わたしはそこらへんをあまり観ていないためどこが何の引用かよくわからない、なんてことがある。ことに最近ようやく気付く。だからコラージュで構成された今作もシネフィルの愉しみをほとんど味わえず、混乱していたら8分が終わり《ジュネらしさ》だけが手元に残った。