このレビューはネタバレを含みます
途中からほとんど同じロケ地なのが、ちょっと中弛みしてしまった。ロードムービーと思ってみはじめたので、ちょっと物足りない。
でも、それぞれの登場人物には、細かくキャラクター設定がされていることをみていて感じる。
ミシェル・ウィリアムズしか演じられないであろうあの雰囲気。大人になりきれない大人と言うべきか、良い意味で幸がない表情。複雑な感じ。
優しい警備員は、助けてくれるもののお金は大してないことをシーンの節々が物語る。
スーパーの青年は、正義感にあふれて正しいことしか言わない。言い返す余地もない。バイト先にお迎えがくるっていうのも、向こうでは当たり前なのか?結構いい年ぽかったけど。
夜をあえて(?)フィルムで映す粗さや、ブラウンのHONDAの車、も良かった。