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ウェンディ&ルーシーのetcetranのレビュー・感想・評価

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)
4.0
大きな国アメリカの片隅で今という時を必死に生きているウェンディ。
乗ってきた車も直せない。
行方不明のルーシーを見つけたところで、もはや育てる術もない。
彼女が抜け出そうとしているもの、手に入れようとしているもの。
資本主義のピラミッド型が頭に浮かび、八方塞がりでもやもやしてしまう。

年齢不詳のミシェル・ウィリアムズの静かな演技と、それぞれが何らかの役割をもった登場人物のバランスは素晴らしかった。
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