自分から取りに行かないといけないタイプの映画。←伝わる?
背景が語られないまま、アラスカを目指していることだけはわかる、女子とワンちゃんの着の身着のままの旅。
車は88年製ホンダのアコード。節約のため万引きしたら捕まって、その間にワンちゃんルーシーがいなくなる。車もおしゃかになる。
20字で要約せよ、と言われたら「旅の途中でいなくなった犬を探すお話」なんだよね。でもそこに、深く語られないけどきょうだいにも頼れず、とにかく仕事を探さねばならない、底辺層の生活を垣間見る。
何も望まなければ、道端で過ごせるかもしれないけど、女性ひとりってだけで危険にも見舞われる。
辛‥‥
ルーシーはウェンディにとって何だったんだろ。守り守られる存在?同志?でもラスト、自分の利害よりも彼女の幸せを選んだウェンディは、少しだけ前に進めたのかもしれない。
以上、頑張って「取りにいった」感想でした。