観た。
職を探しに移動中の女ウェンディ、長時間放置してしまったせいで行方不明になってしまった犬ルーシー。
基本これだけでよく映画の題材に出来たな。またそれに見入ってしまう。
絵が本当に自然で起こっている情景をそのまま切り取ったかのよう。もちろん計算されているんだけど、感覚の良さよね。
何とも手詰まりで、更に徐々に出来る事が減っていくのがもどかしい。
なんでこんな事になってしまったのか。最後の貨物列車の行き先に希望はあるのか。この監督の映画は答えを出さないよね、それで良いけど。
ケリー・ライカート、脚本・監督