hashimotoyuta

ハンナのhashimotoyutaのレビュー・感想・評価

ハンナ(2011年製作の映画)
3.8
良かった。色彩と、カメラワーク。
序盤は全てのカットが寒色と暖色のコントラスト。絵画や、写真展のよう。このキャラクター設定でこの美術性は意外で良い。前半はコントラスト、後半はモノカラー風に切り替わるので、幼少期の普通じゃない人生観と、大人になってからの一般社会に触れる感じを色彩で表現し分けたのかなと思った。
カメラワークも面白い。お父さんが平和な感じでバス降りて、そこからノーカット風に長回しして地下に降りてく過程でどんどん危機感迫ってくる描写も見応えあった。意外と、アクション頼みでないのも良かった。
hashimotoyuta

hashimotoyuta