ざくろ

ハンナのざくろのネタバレレビュー・内容・結末

ハンナ(2011年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2回目(20240504)
どんな役のSaoirse Ronanも好き。本作も主人公そのもので引き込まれた。1度目観たときは、追手は執念深いものの互いに詰めが甘く感じ、全体的にふんわりとした印象だったが、2周目ではハンナの心情やマリッサ、エリックの背景に焦点を当てると、本筋がより鮮明に見えて面白かった。Eric Banaは本作で初めましてだが、一度見たら忘れない顔立ちで、他作品も見てみたくなった。
始終追われ、どんどん周りが殺されていく中で、最も恐かったのはやはり終盤、グリムの家の窓越しに、マリッサCate Blanchettと目が合うところ。美しいからより恐い笑
感情の揺れを抑えるよう遺伝子操作されて生まれたことが発覚し、感情を揺さぶる出来事が多々あったことで、人間らしい情に目覚めて生きていけるのかと思わせつつ、最後に冒頭の台詞を持ってくることで、ある意味ハンナらしさで終わるのが良い。
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