さいゆーき

パリ、テキサスのさいゆーきのレビュー・感想・評価

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
3.8
ずっと見たいと思いつつも、地味に長めなので躊躇っていたら映画館でやるとのことで観てきた。

トラヴィスとハンターの不器用な関係から動画見たり、一緒に帰ったりして仲を深めていく数々のシーン達が本当にいい。ハンターのシーンは基本全部胸にくるものがあった気がする。

トラヴィスやジェーンの心情とか行動はまぁ理解できないものではあるんやけど、人間ってそんなに単純じゃないし、深く愛しすぎたり色々あれば通常時では理解し難いことを抱いてしまったりするのかなと。
ヴィムベンダースはそういう感情を描く人な気もしているし。(そんなに観てないけれど)
ラストは感動と切なさがすごい。


それと、トラヴィス役の人めっちゃ脚長で歩き方も少し特徴あってなんかすごい歩くのが映えるなって感じた。
そういう意味でもすごくハマった配役やった。