このレビューはネタバレを含みます
道路を挟んでちょけながら歩く帰り道がすごく好き。
たぶんこんなこと気にするのは野暮で、そういう映画ではないのは分かった上で、しかしながら、ジェーンを探す旅に出てからずっとアンの気持ちがちらついて入…
荒涼とした風景、無骨なアメ車、殺風景なモーテル、俯瞰でしか見せないロスアンゼルス、アメリカ最後の映画監督のつもりでヴェンダースが捉えたアメリカの風景どれもが素晴らしい。次第に心を開いていく少年が愛お…
>>続きを読むヴィム・ヴェンダースが撮るラストシーンが大好きだ。
小津安次郎への敬愛が滲み出ている。
映画は個人的なものであるべきというスコセッシの言葉を信条に生きているので、一人の男の人生を描くこの映画も僕にと…
ずっと見たかった映画をスクリーンで見れました。それだけで嬉しい。
そして最高に渋さとアングラさを兼ね備えた面白い映画だった。
トラヴィスとジェーンの対面シーンのドラマチックなこと。
なぜ、パリ…
ギラギラしたパワー有り余る自由な国・アメリカよりも砂漠道の途中にあるモーテルだったりどこか寂しげなダイナーだったり、こういう荒涼とししていて錆びついているけれど旅情とあるはずのないノスタルジーを感じ…
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