フローリア

悪の愉しさのフローリアのレビュー・感想・評価

悪の愉しさ(1954年製作の映画)
3.5
こういう主人公が心の内を語りながら物語が進んでいくタイプの映画好きですね。昔からあったんですね。ずるくて嫌なやつであるほど面白い。
性格悪いやつってこういう場面でこういう顔しながらこういうこと考えてるんだってわかるから。
愛された経験がない、みたいなことを女に語ってるシーンがあったけどあれは本当なんだろう。可哀想だとは思うけど、そんな人間はいっぱいいるしどうしようもない。そういう宿命なんだろう。
主人公の男くらい顔が良かったらもうちょっと女にモテそうな気がするけど、お金が無さ過ぎるとダメなのかな。
落ちるシーンがすごくリアルに見えて繰り返し見ちゃった。
今まで見た落ちる映像で一番本物に見えた。
人形なのかな。よく出来てる。仰向けに落ちたのに最後うつ伏せになってるのが気になった。
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