ゆみモン

春泥尼のゆみモンのレビュー・感想・評価

春泥尼(1958年製作の映画)
2.7
貧農の口減らしの方法に、娘を尼寺に出すというのがあったんだなぁ。

岡田眞澄演じる男が酷過ぎる。何も知らない十代の尼さんが、騙されるのも仕方ない。結局、「墨染めの法衣を着ているから美しい」とは、単なるコスチュームフェチなのか?

宗派にもよるのだろうが、男の坊さんは妻帯が許されて、尼さんは結婚も出産も認められないのは不公平だ。「御仏に心身を捧げる」からなら、男性はどうなるのか?