彦次郎

楽聖ショパンの彦次郎のレビュー・感想・評価

楽聖ショパン(1945年製作の映画)
3.4
ピアノの詩人と謳われたポーランドの偉大な音楽家ショパンの一生を描いたドラマ。
少年時代から作曲に才を見せるも権力者に盾突く様な発言で窮地に至る直情型というか反骨精神を持った愛国者というキャラです。そんな彼を取り巻くのが恩師と恋人。弟子を売り込むエルンスナー教授、恋人として社交と安らぎを与えるジョルジュ・サンドの対立がショパンを苦悩せしめる事となる訳ですが2人とも彼を愛していたからこそともいえます。
個人的にはパリで売り込み中にリストと邂逅してポロネーズをセッションするシーンが激アツでした。
その身は儚く滅びても名曲の数々は数百年後も人々の耳に残ると思えました。
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