発火能力を持った女性を描いた金子修介監督宮部みゆき原作アキコ・ヤダ主演のサイキックアクション。デビューしたてのマサミ・ナガサワも出演。
ヤダ3はじめメインキャストの人達の演技が一部棒読み気味という危うさが有りますが、若い女性を襲い殺人ビデオを作る極悪非道のチーマー達(2000年代初めらしい)が、今となってはCGはちょっと時代を感じますが次々と焼き殺されたり木っ端微塵になる様は痛快で、終盤の一部遊園地やタンクローリーの大爆発含めスケールの大きい作風は圧巻でした。また、私はあなたのそばに居る、というメッセージを暗示させるようなエンディングには静かな感動が。
カオリ・モモイが「バーベキューが出来るな」と言ったり、レンジ・イシバシがあっかんべー、雨上がり決死隊のヒロユキ・ミヤサコの自分殴りと所々にユーモラスな台詞やシーンが有るのも良かったです。
主題歌はELTで「The One Thing」。