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摩天楼の影のlemmonのレビュー・感想・評価

摩天楼の影(1953年製作の映画)
2.8
それぞれに窮地に陥っていた男と女。
2人が出会い寄り添う。
サスペンスというよりラブロマンスの印象がわりとあった。

主人公の男はハンガリー人。
亡命しアメリカに入国するも、正式な手続きを踏んでおらず、強制送還されそうに。
唯一繋がりのあるクラリネット奏者を頼ろうと、逃亡する。

そんな主人公と出会う貧困のアメリカ人をグロリアグレアムが演じる。
切羽詰まった感じがありつつも、太々しく生きる。あ〜なんともぴったりな😂。

と、2人の作品でいいやん!と思っていると、他にもいらいろとエピソードが雑多に出てくる。
主人公が探す奏者の方の物語も同時に進み、そこは描いてていいと思ったのだが、手を抜いているかのようで面白くない😅。

なんか40〜50分くらいで終わる話を、頑張って80分にした感じ?🤯。


ただ主人公ヴィットリオとグレアムはお似合いだった。
そう思うと余計、2人のラブロマンスでいいやんと思ってしまった。
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