らんらん

浮気のすすめ 女の裏窓のらんらんのレビュー・感想・評価

浮気のすすめ 女の裏窓(1960年製作の映画)
3.0
男やもめ生活10年しがない守衛をして暮らす伴淳三郎は夜間の見回りの際、社長が無理やり岩下志麻を手篭めにしようとする場面に遭遇、これを止め志麻さんを逃しちゃったことにより社長の怒りを買いクビになる
その鬱憤を晴らすため柄にもなく未亡人バー?に行ったところ美熟女お金持ち高峰三枝子に気に入られる
そして高峰三枝子が企画する恋愛自由化を応援斡旋する会社の秘書として働くことになるのだが、、、

神保町シアターの伴淳三郎と三木のり平特集にて鑑賞
といっても今回の(もw)目的は女優陣、特に岩下志麻が見たかった!
デビュー初期の頃らしく初々しくかわいい志麻さんが見られます
こんな若くてかわいい志麻さんがなぜか伴淳三郎にぞっこんなお話
志麻さんだけでなくこの映画の伴淳はモテます
クレジットでは2番目の瑳峨三智子の出番はほぼワンシーンのみ、しかもなかなか出てこない
ヒロインの志麻さんはクレジット順低いし、どんな忖度よとか思った
瑳峨三智子の役は喪服姿の美未亡人設定の役、魅力は出ているけど出番少ないしあまり顔見慣れていないのでわかりにくい
伴淳の息子役の山下洵一郎の彼女役の子とどっちかわからなかったw

高峰三枝子はグラマー熟女って感じ、見た目的には清川玉枝と大差ないような、、、とか思ったり(ゴメンなさいw)
あとは子持ちながら身を売る主婦役で杉田弘子がなんか良かった、出番少ないけど美人さん

ストーリーは現在でいうなら出会い系の運営?みたいな感じ
高峰三枝子や伴淳はボランティア的な精神でやってはいるんだけど、結局売春斡旋とあまり変わりないみたいな
そんなこんなでコメディ作品のはずなんだけど、ラストは伴淳が逮捕、裁判、収監されるっていう笑えないしんみりな展開でのエンド
このラストもっとどうにかして欲しかったなー、ちょっとあんまりだと思う
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