超空間コベ

柳生武芸帳の超空間コベのレビュー・感想・評価

柳生武芸帳(1957年製作の映画)
4.0
同じ『柳生武芸長』のタイトル
を冠していても、東映版と違い
こちらは原作寄りで霞の兄弟が
主人公。

たかだか一万三千石そこらの
柳生家がなぜ、将軍家指南役
としてここまで幅を利かせて
これたのか…?という話から
始まる。

その秘密の全てが記された、
三巻から成る“柳生武芸帳”
を巡る攻防戦。

もしこれが公のものとなれば、
将軍家、柳生双方に災いし、
天下が再び乱世となるのだ…!


大義よりも一人の女を選んだ、
三船敏郎。
「愛?人には争いだけだ…!」
などと言いつつ兄思いの弟、
鶴田浩二。
彼ら兄弟を皆で応援しよう!!

あと、コレだけは言いたい。
夕姫の草履を手に取り顔前まで
持っていきながら、匂いを嗅ぐ
行為を、理性を総動員させて
思い留まった土屋さんに涙。(笑)


今作は前編。後編の
『柳生武芸帳 双竜秘剣』
へ続く!☆
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