こぅ

殺したいほど愛されてのこぅのレビュー・感想・評価

殺したいほど愛されて(1984年製作の映画)
4.2
ハワード・ジーフ監督による、
【サスペンス・ラブ・コメディ】。

妻の浮気が許せないから殺す!

冒頭から4日前の回想に入る〜
本題のみクローズアップしていてテンポ良く転がすウエルメイド・プロット。

オーケストラの指揮者クロード(ダドリー・ムーア)は、美人女優ダニエラ(ナスターシャ・キンスキー)と結婚し、幸せの絶頂にいた。
しかし、ひょんな事から妻の浮気疑惑が。
相手を見つけて殺すしかないと決心する…。

◯◯◯スの柄で相手を断定しちゃうのが可笑しい。

この手の【勝手に勘違い系】のツッコミ処(欠点)は1つしかないが、それを言うのは野暮だ。

一番メインとなる、妻殺し計画のパートをフラッシュ・フォワードで見せる手法が効果を上げ、可笑しい。

クライマックスは、その実行編。
普通に上手くいかないでは特に笑えないものが、これにより、笑いを招くのだ。


ラストは上手く【結】する。

ダドリーのコメディ演技は勿論上手いが、もう1人の主役は、やはり脱ぎっぷりも良い【美ナスキン(23)】最強であろう。

0.3加点。

今回の彼女は、【パリ・テキ】とは違って、天真爛漫、その上セクシーだからパーフェクト!
シャワーから出て、濡れた体のまま抱きついてベッドで羽交い締めキスされたら男性なら誰でもイチコロ。


*ダドリーは、元ピアニストらしく、劇中の演奏は本物。


*アーマンドの代表作は、【探偵マイク・ハマー】(脚本ラリー・コーエン)で、結構面白かったはず。
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