このレビューはネタバレを含みます
今年観た作品で一番良かった◎
じわじわ笑えるところもあるし、最後のフィリップが自分の意思でブッチのところに戻った時に、ブッチが「せっかくいい交渉をしてやったのに」(フィリップをハロウィンへの参加とか、ローラーコースターに連れて行くように母親に約束させた)って言うシーンがめちゃくちゃ泣けた。
フィリップのズボンを買うために入った「笑顔が売りの」量販店から逃げるシーン 「up to you,バズ」、(銃を向けながら)「笑顔はどうした」と言って発砲して車で逃げるところも最高だった。
逃亡中、新車を買ったばかりの家族に乗せてもらって、降りる際に「最後にもう一つだけ頼みがある」と言う→次のシーンでは一家が外に降ろされているところの緩急もたまらなかった。
映画を観ながら、途中から2人のロードムービーが永遠に終わらないように願ってる自分がいた。ブッチは今まで観てきた映画の中でも5本の指に入るくらい、魅力的で大好きなキャラクターだった。
人質として誘拐したとはいえ、無理強いはしない、常にフィリップ(ボブ)に選択させてるのがバディっていう感じで好きだった。
言うまでもなくイーストウッドは、イーストウッドらしいかっこいい役でクールに決めてた。
人生の1本とも呼べるような作品に出会えて感謝。ありがとう。ずっと大切にします。