Fede

パーフェクト ワールドのFedeのネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

今年観た作品で一番良かった◎

じわじわ笑えるところもあるし、最後のフィリップが自分の意思でブッチのところに戻った時に、ブッチが「せっかくいい交渉をしてやったのに」(フィリップをハロウィンへの参加とか、ローラーコースターに連れて行くように母親に約束させた)って言うシーンがめちゃくちゃ泣けた。

フィリップのズボンを買うために入った「笑顔が売りの」量販店から逃げるシーン 「up to you,バズ」、(銃を向けながら)「笑顔はどうした」と言って発砲して車で逃げるところも最高だった。

逃亡中、新車を買ったばかりの家族に乗せてもらって、降りる際に「最後にもう一つだけ頼みがある」と言う→次のシーンでは一家が外に降ろされているところの緩急もたまらなかった。

映画を観ながら、途中から2人のロードムービーが永遠に終わらないように願ってる自分がいた。ブッチは今まで観てきた映画の中でも5本の指に入るくらい、魅力的で大好きなキャラクターだった。
人質として誘拐したとはいえ、無理強いはしない、常にフィリップ(ボブ)に選択させてるのがバディっていう感じで好きだった。

言うまでもなくイーストウッドは、イーストウッドらしいかっこいい役でクールに決めてた。

人生の1本とも呼べるような作品に出会えて感謝。ありがとう。ずっと大切にします。
Fede

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