吉良吉影

パーフェクト ワールドの吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

凶悪犯が子供を誘拐するも、逃走している中で不思議な関係性を築く話。凶悪犯が家に侵入するも、その家の人と仲良くなるという事件を聞いたことある。それに近いトピックだと思った。

フィリップは父親がおらず、ブッチのような存在がより父親の疑似的な存在感を見出していたのかもしれない。テリーが終始事件を混乱させるポジションだと思っていたが、まさかの序盤で脱落して予想外。

ラストシーン、ブッチが撃たれてしまう。大凡予測はついていたが、やはりこうなると少し胸糞悪く感じた。悪いこともしてきたので当然の報いだが、連れ回されるが人質という立場を超えて仲良くなれたフィリップが少し可哀想に思える。

「子供が中盤までパンツ一丁だったので何か着させてあげてと思ったが、着替えたと思ったらキャスパーのコスプレ笑」
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