山登りの里

パーフェクト ワールドの山登りの里のレビュー・感想・評価

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)
4.3
再鑑賞🎬
観れば観るほど、解釈が変わる大好きな映画の一つです。
僕は、再鑑賞する時は、ただ又観るだけでももちろん面白いのですが、せっかくなのでと思い、主要人物の視点・心情を考えながら鑑賞するようにしています。🎞️
こういうヒューマンドラマ系は、まさにそれがうってつけのジャンルです。

今回は、フィリップ👦の視点で再鑑賞してみました🎞️

名場面は多いですね🎞️
物語終盤、子どもに手をあげる父親を、銃🔫で嚇すブッチ、目を逸らさず観ようとする、あの複雑な表情を醸し出した、フィリップ役の子役さんに、拍手を贈りたいです。

映画終盤の哀愁のシーンは言うまでもなく、イーストウッドの表情にも注目すべきです。

ブッチはいい人。
ブッチは悪者じゃない。
何回も出てくる台詞ですが、悪の向こうには、ほんとうは善があることを、描いているような気がしました。