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港々に女ありのeknのレビュー・感想・評価

港々に女あり(1928年製作の映画)
5.0
大傑作。ホークスベストかつオールタイムベスト。
男と女は目が合うだけ、男同士は喧嘩の決着をつけるタイミングの“ズレ”が二人を結びつける。以前にも増して二人を強く結びつける喧嘩の原因も“ズレ”。
男の友情が芽生えるのも、その関係性を危ぶませるルイーズ・ブルックスの登場も、同じフレームに収めることで瞬時に理解させる。画面奥のルイーズ・ブルックスを際立たせるために画面手前で男二人を四つん這いにして押し込めるなんて天才だ…。
ホークスらしい男女逆転がホモソ内で起きてるのも面白い。
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