ポンコツ娘萌え萌え同盟

港々に女ありのポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

港々に女あり(1928年製作の映画)
3.6
はえ~、ハワード・ホークスといえば『暗黒街の顔役』と『リオ・ブラボー』個人的に印象が特に強いけど、こんなガツンとストレートに二人の男の友情を描いた映画作っていたんですね。
スパイクとビルの軽快でコメディタッチな水夫コンビが魅力的。そして何よりてぇてぇし。

あのふたりで海に落ち、海に上がってから二人でタバコ吹いてる画。もうこの画でお腹いっぱい。
それどころか二人が一緒に行動している時の腕をみて。あれはもうバカップルみたいなもんでしょ。
なによビルくんからスパイクへの巨大感情は感じるし、実質ヒロインだしマジで萌え殺しに来てる。BLっぽさもありカプ萌え映画ですよ。題材的にその手の作品ではないが、その手の作品だったら絶対ヤってるでしょ。

とはいえ今回本作を観た機会はルイズ・ブルックス特集だ。ただあのコンビがのやり取り本作の象徴ではあるのだが・・・。本作の彼女の存在は見事に試練の存在でしたね。あの男二人とっての。
しかしやはりルイズ・ブルックスの存在は本作より『パンドラの箱』のルルの印象がかなり強かったので正直何とも言い難い・・・。