シバキマコ

地上より永遠にのシバキマコのレビュー・感想・評価

地上より永遠に(1953年製作の映画)
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マジオ(シナトラ)の死に対してプルーイット(モンティ)がラッパを吹くシーンが忘れられない
モノクロだからこそ涙が強調される

波打ち際のキスシーンが有名だけど、これは原作にも脚本にもなかったらしい
あのキスは人工呼吸のように見えてしまって笑ってしまったんだけど、一人で観て正解だったな、と思う

「真当な」とはなんだろうと考えてしまう。軍隊の歪んだ生活は、現代社会にも通じることである。能力があっても上司に媚び諂わなければ昇進はできない。
ハリウッドのタブーをいくつも破った作品がいま名作と言われていることが少しだけ嬉しい。
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