青あお

キック・アスの青あおのレビュー・感想・評価

キック・アス(2010年製作の映画)
5.0
“ヒット・ガール”

ヒット・ガールについて語る時、大抵の
男は気持ち悪い文章を書く事になる。
これは僕の持論です、笑。

いや、だってクロエちゃん演じるヒット・ガール、嫌いな人いるんですか?っていう話しですよ。
とにかく可愛いんですよ、唇を歪ませる表情とか最高に可愛いんですよねー。
そういう事書くと、やれロリコンだぁ、なんだかんだ言うでしょ。
そうか!クロエちゃん、お兄さんいたよな、お兄さんになれば…。
冗談、冗談!
ここまでは冗談ですよ〜(必死)
キモ!って声が聞こえてくる、笑 

とはいえ、倫理的にアウトな存在ヒット・ガールがクールに殺戮を繰り返していく姿にカタルシスを感じるのは間違いない事実。
キック・アスだけならこんなに面白い作品にはなっていません(断言)

ラストのアクションシーンのカタルシスは他の作品でもなかなか体験出来ないほどの完成度だと思います。
あっ、そうそう「Banana Splits」かかるところ最高にアガりますねー。

正義を履き違えてるキック・アス
私怨のために娘を殺人マシーンに仕立てるビッグ・ダディ
ファザコンの悪役レッド・ミスト
どのキャラクターも皮肉が効いてて観ていて苦笑いですが人間くさくて愛おしいですね。

見て見ぬ振りの人たちを前に孤軍奮闘するキック・アスを観て「正義って何?」みたいなメッセージを感じるような感じないようなで笑えます(笑うんかい)

しかし、もう13年前の作品なんですね〜
そりゃあ、僕も年取るわけだし、クロエちゃんもおっきくなるはずだわ。
と、最後まで若干気持ち悪い文章で終わります、笑。
青あお

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