トールキン

キック・アスのトールキンのレビュー・感想・評価

キック・アス(2010年製作の映画)
3.9
王道なヒーローアクションモノと言うよりもちょっと風変わりなアクションモノって感じ。正に文字通りのアクションコメディでアクションはスカッとしてコメディ要素は普通に笑ってしまうくらい面白くてそのバランス感が良くて見やすかった。

ヒーローに憧れるオタク高校生が超人的なパワーや特殊能力が無くとも本当のヒーローになっていくって話。悪事は見逃せないその正義感や信念の表れに一人の人間とてちょっと惹かれるものがある。
「力が無いなら責任は伴わないのか?」という某人気ヒーロー映画のセリフを文字ったセリフが良い。

主演のアーロン・テイラージョンソンがオタク高校生役だけど普通にイケメン。弱腰だけど悪に立ち向かう姿に応援したくなる。
そんな主人公を完全に喰った存在感を放っていたのが登場12〜3歳のクロエ・グレース・モレッツ。可愛らしくて愛くるしい彼女が見せるキレッキレのアクションがスタイリッシュでカッコいい。ラスト無双シーンはテンション上がるしその時のBGMがアヴリルの曲ってのも良い。

鑑賞後に調べてみるとキングスマンシリーズと同じ監督だと知り、パワフルなアクション要素に納得。キングスマン以前から興味はあったけど見たことないから見てみようかな。
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