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座頭市あばれ凧のkassyのレビュー・感想・評価

座頭市あばれ凧(1964年製作の映画)
3.5
座頭市シリーズの七作目。功名心に燃える旅のやくざの清六から鉄砲で撃たれた座頭市は、命を救ってくれた恩人を探して甲州路へと足を踏み入れた。
市の目指す鰍沢では、富士川を挟んで津向の文吉と安五郎が対立していた。
温和な性格の文吉に対して、吃安の異名をとる安五郎は手段を選ばぬ悪党だった。文吉は近在の人々を喜ばせるべく、江戸の花火師・久兵ヱを招いてお盆に河原で花火を上げさせようと娘のお国を迎えにやらせており、市を救ったのはお国だった。吃安は文吉の持つ富士川の川越人足の利権を一手に握り、甘い汁を吸おうと画策していた時代劇アクション。7作目ともなる勝新太郎のオーラが凄いですね。完全に目眩の役になりきって凄みが滲んでます。無双は変わらず見応えありますね。
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