序盤は笑える箇所が多くて面白いし終盤は市無双。
揉み代貰えないとよく嫌がらせして帰る市っつぁんって結構根に持つタイプだよね。
市にヤクザの在り方を教えられたのに懲りなかったヤクザのおっさん。
市に追い詰められて恐れ慄きながら足掻くシーンはさながらモンスターにでも襲われているかのようだった。
終盤まで只者でなさそうな役をしていた五味龍太郎氏、ひょっとして市とちょっとは渡り合うのではと期待していたらあっさり斬られて退場はちょっと寂しかった。
花火もバンバンあがって佳境に入ったところで市が頭から血を滴らせて終わるという、粋でありながら不気味な終わり方でした。悪く言えば尻切れトンボ。