このレビューはネタバレを含みます
シュヴァンクマイエルの初作品と知らずして観た。この完成度、初っ端でブレなさすぎる。
とにかくテンポが良い。オープニングの音楽の切り替わり具合にはヌーヴェルヴァーグを感じ、また舞台裏を明かす辺り…
1964年に製作されたヤンシュバンクマイエルのショートムービー。一見するとチェコスロバキアの教育テレビでやってそうな感じだが、随所にちょっとしたグロテスクさが滲み出ている。
お互いの身体を毟り合う…
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ヤン・シュヴァンクマイエルのデビュー作。
どっちがシュヴァルツェヴァルト氏なのか、とか
どうして最後なのか…
被り物の男二人による手品対決は、互いへの感情を動作でそれとなく伝える。最後は殴り合いの末に四肢がバラバラになるものの、残った腕で握手を交わすわけだが、虫の死骸が示すように決して仲直りしたわけではない…
>>続きを読む最後にこうやってブラックユーモア持ってくるあたりがなんかちょっとこの監督ぽいなと思った。
この作品は他のと比べるとそんなに面白くないかもな、でもこれが監督一番最初の作品らしいからこの時代にこんな作…