ドルフィンキック

極道めしのドルフィンキックのレビュー・感想・評価

極道めし(2011年製作の映画)
3.9
登場人物の少ない、ワンシチュエーション映画は、大好きなのですが、本作は、これと言って、大きなサプライズや捻りのない地味で、シンプルな作品だったので、物凄く泣けたとか、物凄く感動したとか、物凄く笑ったとかは、なくて、可もなく不可もなくと言った感じの作品でした。
暇つぶしに、普通に楽しめる作品だと思います♪
ですが、回想シーンを上手く活かした、会話劇中心の作風は、僕の大好きな映画である、「キサラギ」を彷彿とさせて、楽しめました♪
紹介される、切ないエピソードの数々に泣けて、ラーメンやオムライスなどのお料理の数々は、どれもとても美味しそうなので、お腹が空いて来ましたよ(笑)。
正に、グルメ版「キサラギ」ですね。(ほめ過ぎですが・・・笑。)
結末は、収まる所に収まって、意外性は、ありませんでしたが、それでも、ラストシーンは、ホロ苦くて、ホロリと来ましたね。
ヒロインの木村文乃さんは、キャストが、殆ど、男性だったので、いつも以上に、美しさが、際立っていて、とても素敵でした。
もちろん、彼女の演技力も、ナイスでした!
エンディングソングである、トータス松本さんによるカバー曲「上を 向いて歩こう」も、正に、永遠の名曲で、聴き惚れてしまいました♪