Gatt

最後の誘惑のGattのレビュー・感想・評価

最後の誘惑(1988年製作の映画)
3.7
クリスマスなので。
でも明らかに楽しいクリスマス映画ではないけれど、この人抜きじゃ語れない筈だし、最も重要なところでしょ(笑)。いつか観なきゃと思いつつ決心のつかなかったこの映画、遂に鑑賞。
ウィレム・デフォーがキリスト、ユダがハーヴェイ・カイテルって強面ながらも映えるキャスト。
ロケはモロッコで行われたそう。

十字架シーンはなかなかのもの。
僕は昔「パッション」も観ているけど、やっぱりデフォーの演技力と眼差し、窶れた顔立ちのインパクトの方が印象的と思います。

聖書に慣れ親しんだ時期があるので、福音書のエピソードの実写再現シーンは、とても雰囲気があって良かったと感じれました。知らないとつまらないシーンも多いかも。
後半は独自路線。十字架を降りて最愛の相手と結ばれる展開。勿論それだけでは終わらないけど、これが一番重要なこの映画の肝シーン。

成された表情で終わったという事だろう。

Merry Christmas♪
Gatt

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