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最後の誘惑のマのレビュー・感想・評価

最後の誘惑(1988年製作の映画)
4.4
例えば、今現在でも神や精霊、祖先から「選ばれた」人々は、自分がなぜ選ばれたのか、なんでソレと向き合って人生の歩まなければならないのか 多くの悩みを抱えつつも神との関係を築きながら生きている。とする

そう考えると、この映画の中で描かれるキリストの苦難は普遍的というか、結構分かりやすく神に選ばれた人間として生きることの難しさが表現されてる。「最後の誘惑」の意味が分かった瞬間... 結局神に選ばれた者が、それを避けて人として生きることは所詮... 厳しい。

ユダとの関係をブロマンス的に描き、キリストの心情の描写に繋げてるのが独特。
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