御朱印帳

グリースの御朱印帳のレビュー・感想・評価

グリース(1978年製作の映画)
3.3
8/20、21のNHKFMのオリビアニュートンジョン追悼番組を聴いて、この映画を見たくなり鑑賞。

ジョントラボルタとオリビアニュートンジョンの魅力が満載で、どちらかが欠ければコケたのではないかと思った。実際、オリビアニュートンジョンは過去に映画でコケた経験から出演するのに迷ったそうである。ザナドゥでも良い曲は残ったが映画は不評だった模様。

今見ると、怪しく、ストーリーも粗く、駄作なのではと一寸思ってしまうが、楽しく歌い踊り、光り輝く2人や他の出演者による躍動感が勝り、大ヒットしたのだろう。また、ジョントラボルタの踊りで当時の女性たちはノックアウトされたのだろう。

何の曇りなく輝くアメリカの青春を描いたジョントラボルタとオリビアニュートンをブレークさせた作品といつたところか。

オリビアニュートンジョンのベスト盤に収録された曲は耳慣れ、当たり前だがオリビアニュートンジヨンは歌が上手い。サウンドトラックも売れたようである。この後、フィジカル、ザナドゥに繋がる。

女性たちのグループ名は「ピンクレディース」。劇場ミュージカルもあつたようなので、ピンクレディはここから来たのかな。

カーレースの場面で、接近した相手の改造車車から007シリーズみたいに刃物が出てきてジヨントラボルタが運転する車を切り裂くシーンは場違いで笑ってしまつた。

何はともあれ、73歳というのは早過ぎた。
改めて、合掌。
御朱印帳

御朱印帳