知ってる人がほとんどだとは思いますが、『特別篇』とは『スター・ウォーズ』公開20周年を記念して1997年にデジタルリマスター化したものです。
フィルムのノイズを除去して高画質になったりした反面、追加シーンやキャラクターのCG化などがかなりの批判を受けています。
ちなみにDVD版、Blu-ray版は『特別篇』に更なる改編を加えたものなので、このアプリでも『劇場初公開版』『特別篇』『DVD版』『Blu-ray版』と4つに分けて登録されていてもよいとは思うんですけどね。
さて一応スコアの付け方についてですが、改編部分の好き嫌いを含めてトータルで判断しようと思っているので、特別篇は一律でマイナス0.5みたいな方式はとりません。
ここからレビューというか非難に入ります。
※通常のレビューを読みたい方は下のタグからマーク数が多い方のエピソードⅣに飛んでください
・まずモスアイズリーで多数追加されたキャラクターをはじめ全体的にCGが当時の映像に馴染んでない。
余計なことはしなくていいのにという感じです。
スコア-0.1
・酒場でのハン・ソロとグリードの撃ち合いシーンでグリードが先に発砲。
これはおかしいですよね。何でプロの殺し屋があの至近距離で外すのかと。ハン・ソロの冷酷さを和らげるためだったようですが、人物像全体が覆りそうな改編でとても嫌いです。
スコア-0.1
・オルデラーンとデス・スターの爆破シーンでそれぞれ炎の輪が追加された。
そこまで気にしたくはありませんが、公開当時の特撮のスタッフに敬意を表していないので
スコア-0.05×2で-0.1です。
トータルだと-0.3となり4.5→4.2という結果になります。
スター・ウォーズファンではない人にとってはどうでもいいことばかりかもしれませんが、ファンにとってはそんな僅かな変化が非常に気になるのです。
大人になって観てみたら、子供の頃に観た映画と違う。そう感じた人も少なくないのではないでしょうか。