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コンチネンタルのkazu1961のレビュー・感想・評価

コンチネンタル(1934年製作の映画)
3.6
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-071 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋オープニングのアステアが指先で人形を踊らせるシーン良いですね!!後に7年間で9作もの共演を果たしたフレッド・アステア&ジンジャー・ロジャースのコンビによる初主演作品です。後にだんだんとグレードアップしてくるので、そのコンビのオリジンを見守る作品。なのでセットや群舞の派手さは少な目ですが、やはりアステアのタップとロジャースの踊りを見るのは良いものです!!

🖋本作、『コンチネンタル』はこの年創設されたアカデミー賞主題歌部門で受賞しました。そのほか作品、室内装置、録音、作曲の4部門にノミネートされた作品なんですね。物語は、ロンドンの税関でスーツ・ケースに裾を挟まれて動けなくなったロジャースに、アステアが一目惚れしてしまうところから始まるお決まりの行き違いストーリー。でもこんなストーリーは軽く見流して、歌と踊りを楽しむ作品なのはいつものことです。特に最後のナンバーの『コンチネンタル』では当時では大群舞なんでしょうが、今見ると。。。

😊Story:(参考:映画の時間)
米国人のガイ・ホールデンと言う唄と踊りの名手が親友のエグバート・フィッツジェラルドと一緒にパリからロンドンへ帰る途中、税関である妙令の女と会う。彼女の服の一端が間違ってトランクに挟まれて、困っているのをガイは救ってやり、一目で彼女に惚れてしまう。ところが彼女は名前も告げず立ち去った。ガイは倫教中を捜しまわってある日偶然彼女と会うが、今度も彼女が名をミミという事だけで、住所は知り得ぬうちに逃げられてしまう。ガイがこいにやつれて居るのを知りながら、親友のエグバートは生来の鈍感さで、そのミミこそ彼の法律事務所に離婚の相談に来ている若い婦人であるとは気がつかない。

🔸Database🔸
・邦題 :『コンチネンタル』
・原題 :『The Gay Divoicee』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1934
・日本公開 : 1935/04
・上映時間 : 107分
・受賞 : 第7回(1934年)アカデミー賞
主題歌賞受賞
・監督 : マーク・サンドリッチ
・脚本 : ジョージ・マリオン・ジュニア 、ドロシー・ヨースト
・原作 : ドワイト・テイラー『The Gay Divorce』
・撮影 : デヴィッド・アベル
・音楽 : コン・コンラッド、マックス・スタイナー
・出演 : フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース、アリス・ブラディ

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
1932~33年にニューヨークで、1933~34年にロンドンで好評を得たドワイト・テイラー作のミュージカル・コメディー「陽気な離婚」の映画化で、脚色には「ラジオは笑う」「その夜」の小ジョージ・マリオン・ジュニアと「ふるさとの唄」のドロシ・ヨーストが共同し、監督には「メリケン万歳爆走の巻」「レヴュー艦隊」のマーク・サンドリッチが当たった。主役は「空中レヴュー時代」に出演したフレッド・アステアたジンジャー・ロジャースのチームで「坊やが盗まれた」「紐育・ブロードウェイ」のアリス・ブラディ、「生活の設計」「恋の手ほどき(1933)」のエドワード・エヴァレット・ホートンが共演するほか、エリック・ローズ、エリック・ブローア、ウィリアム・オースティン等が助演している。舞踏振り付けは「空中レヴュー時代」「レヴュー艦隊」のデーヴ・ゴールドで、撮影は「舗道」「お蝶夫人」のデイヴィット・エーベルで、トリック撮影は「コングの復讐」のヴァーノン・ウォーカーが担当。
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