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コンチネンタルのhollyのレビュー・感想・評価

コンチネンタル(1934年製作の映画)
3.9
アステア×ジンジャーの記念すべき初主演作品。
原題の「The Gay Divorcee」にもあるように、ヒロインであるミミ(ジンジャー)の離婚を巡ったひと騒動にまつわるストーリーです。

まずはアステアが若い!でも1934年の時点でシルクハットに燕尾服のスタイルが確立されていることが微笑ましかった♡

初めはすれ違いだらけの二人(というかアステアの一方的な片思い?)ですが、やっと出会えたジンジャーと踊りだす"Night and Day"の上品さといったらため息もの。
コール・ポーターの楽曲も素晴らしいですし、それに相応しい二人のダンスにはただただうっとり。

終盤を飾る「コンチネンタル」のナンバーは圧巻です!
ダンスもさることながら、白×黒の2色のみで画面を彩り次々と変わるフォーメーションに目を奪われながら一瞬で過ぎ去る17分間は必見◎

RKOミュージカルで面白いのは、ただのボーイ・ミーツ・ガールではなくて最後まで割とドタバタなところ。笑
合言葉が覚えられないくだりがクスっと笑えて楽しかったです
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