八州雄会

ファースター 怒りの銃弾の八州雄会のレビュー・感想・評価

ファースター 怒りの銃弾(2010年製作の映画)
3.5
兄を殺された時にいた奴らに復讐する。

リングネーム ザ・ロック様が演じる主人公が使用している拳銃がカッコよくて、画面にズームアップされた時に銃身に「Alaskan」と書いてあるのが読み取れた。それらをキーワードに検索してみたら、スターム・ルガー社製の スーパー・レッドホークアラスカン と云う大口径リボルバーでした。

アラスカのアウトドアで熊に遭遇した時の護身用。熊をも仕留める強力な454カスール弾を発射できるらしい。壁を撃つだけで破片等で殺し屋の視界を奪い足止してたので、かなりの破壊力。 因みにドイツ軍の使用していた尺取虫のあだ名があるルガーP08と、アメリカのルガー社はスペルがLとRで異なる別会社だ。どうでもいいけど。



ネタバレになりますが•••



復讐対象者以外は、相手が自分を殺すために雇われた殺し屋でも復讐と関係ないので殺さないと云う徹底ぶり。だったら逆に関係者皆殺しにして欲しかった。牧師も容赦なくやってしまえばと思った。

最初に後頭部を撃たれ時、運よく弾が頭蓋骨の外側を通って頬から出て一命を取り留めたけど、2度目に撃たれた時も今度は最初に撃たれた時に入れていた鉄板のお陰で死ななかったどころか直ぐに反撃してた辺りがマンガチック。さらに殺し屋は仕事が趣味なので、報酬は1ドルって、豪華な家に住んでてどうやって収入得てるのと思ったけど、そんな細かい所は気にせず観たら展開も早いし主人公、刑事、殺し屋と話が絡み合って面白かった。それにしても、皆 女性運悪過ぎ。