たくはち

第三の男のたくはちのレビュー・感想・評価

第三の男(1949年製作の映画)
4.2
ウィーンの街全体に照らす光と影による演出が美しく素晴らしい。

親友の死の真相を追うサスペンス的要素、親友の恋人にアプローチする男を描く要素に加えて、戦後で荒廃したウィーンの人々と戦勝国のアメリカからやって来た少しズレてるホリー、ウィーンに染まったアメリカ人のハリーの対比が見所であった。
作中で少ししか出ないのに主演のオーソンウェルズ演じるハリーライムは魅力的で存在感があった。
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