このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
字幕版です。
以前から気になっていた作品です。
鑑賞前からオーソン・ウェルズさんが出演されていること(役柄は知りませんでした)、観覧車が出てくることは知っていました。
感想ですが、好きな作品です。
引き込まれました。
①良かったところ
・音楽
開始早々、「ヱビスビール!?」と思いました。
本作の曲とは知らなかったので驚きました。
重たい内容に対して軽快な音楽。
癖になりました。
・事故の真相
少しずつ明らかになっていくところが面白かったです。
ホリーと一緒に考えながら観ていたので、作品に没入できました。
・猫
「実は生きてました」展開なんですけれども、そこまでの流れに唸りました。
「彼には懐いていた」からの猫がすり寄る足元。
これだけでスムーズに伝わってきました。
そして、満を持してオーソン・ウェルズさん登場。
盛り上がりました。
・葛藤するホリー
捜査に協力するか。
友情を優先するか。
この行ったり来たりが良かったです。
どちらの考えも分かるなあと。
一緒に悩みながら鑑賞しました。
それでいて1つ1つの要素が重かったです。
観覧車のシーンが特に怖かったです。
ハリーの胡散臭さが強烈で、「関わってはいけない人だ・・・」と思いました。
また、病院のシーンも印象に残っています。
はっきり映るわけではないものの、子供たちを思うと苦しくなりました。
・結ばれない2人
「ハリーに代わって、ホリーと結ばれる」とはならないところが好きです。
ホリーはアンナを想って行動したのに、彼女には伝わらないというのが何とも。
ハリーよりホリーの方が「いい人」なのにも関わらず、アンナはハリーを想い続けているところが印象的でした。
生々しかったです。
一方、ラストでホリーが車から降りるのは好きではありません。
あのまま車で去ってしまう方が好みです。
しつこいかなと思いました。
が、待っているホリーに目もくれないアンナは良かったです。
容赦がなかったです。
②まとめ
好きな作品です。
観て良かったです🙇♂️