「soy cuba」によれば近代キューバは400年のスペイン支配、アメリカ支配、キューバ革命後の3つの時期に分けることができる
この映画ではスペイン支配とアメリカ支配の転換期、アメリカ支配期、キューバ革命期の3つの時代に生きる3人のluciaの話を3部構成で描いている
悲運な道を辿るluciaたちはもちろんキューバそのもののメタファだが、事前知識のない人間にとってこれらから連続性を読み取ることは難しく、ただ3つの話が展開されるので本当に長く感じる
事前知識のある人間とはこれらの時代を生きたキューバ人であり、 この映画は彼らに受け入れられれば成功なので、外野がどうこう言うこと自体筋違いとも言える
しかしまあ400年のスペイン支配を経て先住民などとっくに淘汰されており、被害者ぶってるキューバ人はみなヒスパニックであると言う事実が一番笑えるがなんとも皮肉である