このレビューはネタバレを含みます
座頭市が道中で知り合った若い娘:お美津を江戸まで連れて行こうとするが、道中で渡世人の出入りに巻き込まれ娘を人質にどっちの助勢をするかで揉める、という話。
初っ端から座頭市:勝新太郎の居合いが炸裂。賭…
見当つけてかかってきな *****
1963年、大映、87分。
座頭市シリーズ第5作。監督は「大魔神」の安田公義。あるええしのお嬢さんを行きがかり上、江戸へ送り届けることになった市。市の人間味…
監督の安田公義は、山中貞雄に師事していたベテランの時代劇監督。座頭市としては5作目。シリーズも油が乗ってきている感じだ。一気に見せる脚本は、最高齢でなくなった犬塚稔。前半の娘との件、後半の「用心棒」…
>>続きを読む『藤村志保の可憐さにメロメロ』
座頭市第五作。
一作目とは別のベクトルの傑作。
多分製作者も前作まででストーリーが一段落ついたという認識があったのだろう。
ここでいろいろと面白い新しい要素がて…
座頭市シリーズ第5作。まだ初期の作品ということもあり、勝プロ期のような変わった演出や暴力描写はほとんどない。座頭市がある娘を守るために戦うという、すごくシンプルなストーリー。だがそれが何より良い…
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