てるる

トム・ヤム・クン!のてるるのレビュー・感想・評価

トム・ヤム・クン!(2005年製作の映画)
4.0
「マッハ!」に続き出演した超人アクション映画。

マッハ!は仏像の頭部を取り戻すためだったけど、こちらは象を取り戻すために戦う。

マッハ!もアクションは凄まじかったけど、こちらは更にパワーアップ。
より魅せ方に拘りを感じる。

長回しで戦うパート、カポエラや刀剣使いと戦う異種格闘技バトル、40人以上と戦うパートなどなど見所多し。

更には「マッドマックス怒りのデスロード」のリクタスことネイサン・ジョーンズも!

若きトニジャの超絶身体能力を余すところなく観せようという気合いはもちろん、長回しパートは敵役の皆さんもミスったら終わりのプロ根性が凄まじい。

それに何よりトニジャの素朴でピュアな感じがまた「象探しに行きそう!」という説得力がある。

香港映画が落ち目になっていった時期にその穴を埋めてくれてたのはタイやインドネシアなどのアクション映画だったなとしみじみ。

しかし何故タイトルがトムヤムクンなのかは分かりません。
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