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戦争と冒険のHKのレビュー・感想・評価

戦争と冒険(1972年製作の映画)
3.5
リチャード・アッテンボローは『ガンジー』(82)を作るために監督業に乗り出したのだという。が、その前に作ったのが若きチャーチルを描いた本作だった。この矛盾はアッテンボローが生粋の英国野郎だということで片が付くが、映画で描かれるのもチャーチルがいかな傑物だということよりも真にTrue Britであることのような気がする。ゆえに皮肉のスパイスも適量塗されて、邦題から戦争映画と思って避けるのは勿体ないです。父親を演じるのはロバート・ショウ。彼とチャーチルの関係はこれで知ったがなかなか興味深かった。
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